原作「赤毛のアン」について
原作のストーリー全部が好きです。革命的な本です! L.M. モンゴメリの時代には、女性の作家は男性の作家ほど尊敬されていなかったし、彼女が書いていたのは型にはまった恋愛小説などではありません。青春期に成長しながら家族や友達や愛情を見つける強い女性のことを書いていたんです。今では多くの翻訳版があり、TVドラマやミュージカルや劇や映画にもなっています! 私はいつも「赤毛のアン」をシェイクスピアになぞらえているんです。私の大好きな「ロミオとジュリエット」も数えきれないほど上演されていて、そのことが素晴らしい物語であることの証明になっています! 私たちの映画では、脚色の際に小さな変更は必要でしたが、モンゴメリの孫娘のケイト・マクドナルド・バトラーがプロデューサー(製作総指揮)として関わっているので、モンゴメリの世界観に本当に忠実に作られています。素敵なスター、マーティン・シーンも出演しているので外国の人たちも大きな興味を持ってくれると思います。
アンを演じるときに心がけたこと
時代を忘れないようにしなければいけませんでした。私はアンによく似ていますが、現代版のアンなんです。撮影現場では、私が自分の話し方で台詞を言うと、監督は当時の話し方は今とは違うと教えてくれました。
アンと似ている点、違う点
アンも私も、とてもおしゃべりで頑固です。家族と友達を大事にし、彼らから学んでいます。違う点は、アンは生まれつき赤毛で、最初は家族がいないこと。それと、私とは違う時代に生きていたことだと思います!